いろこよみ「栗梅」2019秋
鬼皮を剥いて、何度か茹でこぼしてから砂糖を入れて煮込むと、煮汁に滲み出る濃厚な赤み。名前からして美味しそうな「栗梅」という色を知ったとき、これは栗の渋皮煮の色だと思った。 栗梅とは赤みのある栗色のことで、「栗色の梅染」が略されたものだという。栗色の布をさらに梅の幹を刻んで煎じて煮出した汁で染めて、赤…
鬼皮を剥いて、何度か茹でこぼしてから砂糖を入れて煮込むと、煮汁に滲み出る濃厚な赤み。名前からして美味しそうな「栗梅」という色を知ったとき、これは栗の渋皮煮の色だと思った。 栗梅とは赤みのある栗色のことで、「栗色の梅染」が略されたものだという。栗色の布をさらに梅の幹を刻んで煎じて煮出した汁で染めて、赤…
10月29日(火) あいかわらず娘がかわいい。 とても穏やかな性格で、理解が速くて、今のところ、とても育てやすい、タイプだと思う。これはほとんど娘のもって生まれたものだろうけれど、やってきたことで、良かったんだろうなあと思うのは、お腹にいるときから生まれて今日まで、ずっと話しかけてきた…
娘が「ちえちゃ!」とか「パパ!」とか、人を呼ぶようになった。 「ちえちゃ、いない」「パパ、声」「なかにはいっちゃった」「これいいねえ」など二語文も言うようになって、またひとつ人間味を増した。 どんどんかわいくなる。今がピークなのかなあというピークをどんどん更新している感じ。 今朝は自分…
水と匠の記事を書きました。 寒ブリを呼び込む天の恵 「越中式定置網」と氷見の魚が美味しい理由 富山の魚は美味しいです。 その美味しさにはいくつもの理由があるのでした。 これから魚がどんどん美味しくなっていきます。ぜひ富山へ! photo:Yasushi Nakamura
9月23日(月・祝) 秋分の日。今日から夜の方が長くなる。ああもうほんとう、冬至に、一年の終わりに近づきつつあるなあ。 毎日少しずつ子どもの髪の毛を切っている。一番長いところの長さは同じでも、段を入れると丸っこくなるとか、ふーんなるほどなあーて感じで、すごく面白い。いつの間に髪の毛が全…
9月16日(月) 祝日。久しぶりに夫のいる休みの日、金沢の谷口吉郎記念館にいきたかったけれど天気が悪かったので(夫は天気の良い日に写真を撮りたいらしい)、小矢部のアウトレットに行った。 夫が財布を忘れて、わたししか財布を持っていなかったのだが、子どもは店内でおとなしくはなかなかしていら…
9月9日(月) 子どもと家の前の駐車場とか空き地でちょこちょこっと遊ぶというか、ゆっくり帰るというか、そういうふうに過ごす時間があるようになってきていて、娘も朝はまっすぐ寄り道したがらず歩くのが、帰りは寄り道したがる。 子どもだけでちょっとこういう隙間に入って遊んでる、ということはある…
水と匠の記事を書きました。 https://mizutotakumi.jp/stories/334/ 富山はお寺さんが文化をつくってきたという土地だと思います。 先日福光美術館の棟方志功展で、棟方と光徳寺の高坂貫昭さんとその家族が「華厳松」の前に座っておられる写真をみました。 貫昭さん…
9月2日(月) 子どもに話が通じるようになってきたので、伝え方に頭を使うようになってきた。 たとえば、歩いていて葉っぱに触ったり、抜こうとしたりしたとき、雑草はOKで、花壇や人の家の植え込みはダメな理由を、わかりやすく言葉にすること。 花壇や人の家の植え込みは、そこにそういうふうにある…
8月26日(月) 先週から空調をいれずに過ごせる気候になった。冷房も暖房も必要ない時期ってほんとうに気持ちがいい。 今日は気温は少し高くて、雲もまだ入道雲だけど、日差しには角度がついてきていて、真夏のぺかーっとしたギラギラしたそれではなく、すこし柔らかい、暖色系の色味のついたかんじにな…