線が力強くなった

  8月21日(水) 夫の手術。鼻の中にばい菌がはいってるという、昔でいうところの蓄膿症の手術らしい。鼻水がずっと出ているなどのそれっぽい症状はなかったけど、歯科検診で発覚して、手術することになった。 全身麻酔をするとのことで、心配した義母が三重から車で来てくれた。わたしは、まあ大丈夫でし…

2019年08月24日

高岡で万葉集ゆかりの風景を巡る

  水と匠の記事を書きました。 mizutotakumi.jp/stories/326 奈良育ちの大伴家持が、富山の雄大な山や海、流れの急な川など、奈良とは違う自然の姿に触発され、多くの歌を詠んだという話には多いに共感するところがありました。 特に、季節感の違いから自然の姿の違いに開眼した…

2019年08月05日

この海が子どもの海

  7月29日(月) 私が関わる領域は後継者不足がいわれることが多い。地場産業と、最近はお寺にいく機会も増えているのだが、信徒さんというのもそうだし。 時代に合ってないといえばもちろん合ってない部分があるのだろうが、それは今の時代に合わせてできたものではなくてずっと昔から続いてきたものとい…

2019年08月05日

いろこよみ「藍色」2019夏

  藍の様々な色を含んでみえる複雑さ、奥ゆきと、いつまでも錆びないような瑞々しさがどうにも好きで、藍染めの浴衣ばかり持っている。浴衣に袖を通すと、藍の染液にぎらりと沸く青い泡、通称”藍の花”と、そのすえたような匂いを思い出す。  興味深いことに、「藍」というひとつの青い植物があるわけではな…

2019年06月10日

水と匠

  一般社団法人 富山県西部観光社 「水と匠」のwebサイトができました。 ・屋号「水と匠」の発案 ・立ち上げに関わる web サイト全体のコピーライト ・記事カテゴリ(技・山・水・土・海・祈)の作成 ・サイト内の域内魅力紹介記事『豊かな水と匠の技を巡る』の企画・インタビューhtt…

2019年05月16日

いろこよみ「山吹色」2019春

  ながらく実物を知らず、使わなかった絵具の色として覚えている山吹との出会いは大人になってから、春の野山を歩いていたときのこと。草むらから、ふーっと大きく飛び出す黄色い花々を、なんてきれいな、けれど知らないこの花は何かと調べたら山吹だった。 古くは万葉集に詠まれ、王朝文学が記された頃には桜…

2019年05月16日

離乳食つれづれ

フランスのお土産にフランスの離乳食をもらった。あけるとオレンジ色のどろっとしたペーストが180gと大容量。日本の離乳食は1パック80gくらいで売っていて、10ヶ月になるとそれを二つ食べるくらいで適正量なので総量としてはそんなに変わらないけど、しかしどろっとしたペーストオンリーで一食なんだろうか、どう…

2019年02月01日

いろこよみ「氷のかさね」2018冬

  厚く張った氷。さくさく鳴る霜。静かに降る雪。冬の冷たいものは白いから、白を着ること、それも全身となれば寒々しいようで控えてしまうのだけれど、平安時代からの衣装配色「かさねの色目」には、氷のかさねという、白に白を合わせるものがある。 当時の人々はその季そのままを表現することを何よりも尊び…

2018年12月29日

いろこよみ「葡萄染」2018秋

  秋のある日、山葡萄でジュースを作った。真珠のように光る実を潰して、少しおいてから皮と種を漉すと、紫の水がたゆたいながら深く透きとおる。後で気づいた、部屋の壁に紫の点がふたつ、みっつ。飛んだ葡萄の汁だった。 葡萄染と書いて「えびぞめ」と読むのは、山葡萄の古名えびかずらに由来する。古くは葡…

2018年09月29日

恋と切なさの起源

  子どもが、赤ちゃんが、圧倒的にかわいい。好きでたまらない。こんなにかわいいものだとは思っていなかった。正直これまで、赤ちゃんをこんなにかわいいと思ったことがなかった。幼児でも、小学生でも、中学生でも、親戚のでも友達のでも、子どもはかわいくて面白いと思っていたけど、赤ちゃんは繊細そうすぎ…

2018年08月23日