詠まずに読む句会

 

言葉を深め感性に気づく

 

3人展「窓」関連企画  詠まずに読む句会 at SAYSFARM STAY 2024.12.8(日)

つくって投句する句会ではなく、「読む」ことを楽しみながら、俳句に親しむ句会。こちらで用意した20句のなかから5句選句いただき、選の多かったものから順に、それぞれが感じた魅力について語り合いました。

今回は、松尾芭蕉、其角、小林一茶、正岡子規、高浜虚子、夏目漱石、杉田久女、飯田蛇笏、前田普羅、中村草田男、久保田万太郎、尾崎放哉、飯田龍太、草間時彦、池田澄子、高橋睦郎、長谷川櫂、川上弘美、小津夜景、神野紗希の句を一句ずつご用意しました。

ご参加いただたいた10名の方はほとんどが俳句に馴染みがないという皆さまでしたが、こんなに読み込んでくださるのかと驚くほどの読みの深さで、好きだった句がいっそう好きになりました。「言葉に集中する良い時間だった」「雑事から解かれてリフレッシュした」「それぞれの感性の違いに気づいた」などの感想をいただき、俳句が実は禅の一部とされていることを思ったりも。句会には、つくるのとはまた違う楽しさがあります。各々の感性をあらわに人と共有しあうことには発見があり、発見は歓びであり。

句会は紙とペンさえあればいつでもどこでも開催できます。俳句を通じて言葉に深く触れ、日本の美意識や自身の感性に気づくといったことにご興味あられる方、句会を開催してみたい方、ぜひお気軽にお問い合わせください。