はじめて好きになった本

『やさいさん』

tupera tupera

2010年7月29日 第1刷発行 2018年10月30日 第28刷発行 学研

 

うちの子どもが一番はじめに気に入った本。

絵本を選ぶ基準というのは子どもが小さいほど、服そのほかの生活用品と同じく、まず何より親の好みが基本になるはずで、内容的には良いんだろうなあと思っても、絵の雰囲気とか表紙のデザインとかがしっくりこないと買う気がしない。

tupera tuperaの本はぜひ買いたいなあと子どもが生まれる前から思っていたので、図書館で試しに借りてみたところ、予想以上に子どものほうがこれが大好きになった。

年齢の低い子ども向けの本は、ほとんど物語はなくて、ページをめくるごとに違うものが登場する、とてもゆるいゆったりした図鑑のような構成のものが多く、そういうもののほうが実際にウケが良かった。

これはとても良くできていて、「すっぽーん」という音の気持ちよさ、めくると野菜が出てくる嬉しさ、絵の色のきれいさ、表情の面白さ、など良い要素がたくさんあって、娘は1歳になる少し前くらいの時期にとにかくこれが大好きで、すっぽーんと読み上げるととっても喜んで、1日に何度も読んでくれと自分から持ってきて、途中からは自分でめくるようになった。

 

 

野菜に親しめるし、葉っぱの形状を知れるという学びもあるのが素晴らしいところ。大人でも知らないことだったりする、野菜の葉っぱの形。

娘は大根と人参が好きで離乳食後期から今も良く食べる。たぶんこの本がなくてもその野菜は食べていたと思うが、これはあの絵本に出てきてるものなんだねと、なんとなく、繋がっていそうな感じがあって嬉しい。

1歳5ヶ月の今は読む頻度はだいぶ減ったけど、もう少し大きくなったら、葉っぱで野菜クイズみたいな使い方もできそう。

ある時期の娘には、めくると何かが現れる仕掛け絵本がとにかく楽しかったみたいで、他にも図書館で借りてみたりもしたけど、これがベストワンだった。